素晴らしかった“雅楽演奏会”へ
備後でこんなに
素晴らしい
雅楽同好会が活動して
いるとは知らなかった。
全国的にも珍しい
のではと思う。
その名は
“宮内雅楽同好会”
という。新市町に
鎮座する
備後一宮吉備津神社の
近隣氏子として伝統文化の復活普及継承
などを目指して
平成6年に結成され現在、メンバー13名で活動されている。
千数百年に及ぶ悠久の
歴史を持つ我が国最古の音楽といわれ、
いにしえの形を残しながら現在まで
伝承されている音楽としては、世界でも類を見ない脈々とした伝統を保っている
世界最古のオーケストラである。
鳳凰が住むといういう
「天」からの
声を表す笙、
人の住む「地」の声と
いわれる篳篥、
天と地を行きかう
「龍」の声を表すと
いわれる龍笛、
それらが合奏されることにより、
ひとつの宇宙を表現しているといわれている。
プログラムは
一月一日・越天楽・
陪臚・の
演奏を聞き
雅楽のミニ豆知識を
教えてもらった。
五常楽を聞き
雅楽楽器の紹介があった。
管楽器(吹物)
雅楽の中で旋律を担う楽器
笙(しょう)篳篥(ひちりき)龍笛(りゅうてき)
絃楽器(弾物)
主にリズムを刻む担当
楽琵琶(がくびわ)楽筝(がくそう)
打楽器(打物)
雅楽合奏のリーダーにあたる役割を担う。
鉦鼓(しょうこ)鞨鼓(かっこ)太鼓(たいこ)
「笙」と「龍笛」の体験があり、音色をだすのも大変そうだった。
写真の子供さん最初から音色がでて拍手喝采だった。
体験の後、唱歌メドレーで
「春が来た・夏はきぬ・旅愁・雪」
聞きながら歌う。
最後は「ふるさと」を(合唱)歌う。
雅楽で聞く演奏は初めてなので、
旅愁やふるさとは独特の音色で
大変良かった。
日頃、雅楽に接する機会は少ないが
地元でこんな素晴らしい同好会が
あるのを知ったので演奏会には
又行きたい。
備後の文化・芸術の高さと
やっと正月気分を味わえた一日だった。
日本ではめったに生で聞く事の無い雅楽だが
外国人が聞いたら“ワンダフュル”と驚嘆するだろうな!!
世界最古のオーケストラ~素晴らしい。!!
| 固定リンク
「文化・芸術」カテゴリの記事
- 謎に包まれた‟姫谷焼”展へ行く。!!(2018.03.11)
- 今年も聴けた。!!‟琴古流 尺八演奏会”(2017.10.09)
- 「平家物語を語る会」へ行く。!!(2017.06.06)
- 雅楽演奏会を楽しめた。!!(2017.01.09)
- 双龍降臨・銅剣到来沼隈図書館へ!!(2016.11.14)
コメント